日本を垣間見たハインリッヒ・シュリーマン
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概要
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シェリーマンの世界旅行(1864-1866)は,国際貿易商としての前半生と,彼の名前を不壊(え)のものとして青史にとどめしめた考古学者としての後半生との,いわば分水嶺の役割を果している。日本来訪(1865・6-7)はこの世界旅行のほゞなかばに来る。本稿では,1)シュリーマンの世界旅行上日本訪問はどう位置づけられるか,2)彼が日本で見聞し吸収したものはなにか,3)訪問はいかにして実現されたか,を論究した。
- 埼玉短期大学の論文
- 1994-03-20