新見公立短期大学看護学科学生の高等学校における理科履修科目と科学リテラシーに関する調査(2)(創刊二十五周年記念号)
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概要
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新見公立短期大学看護学科の入学時における自然科学系の学力(科学リテラシー)を把握することを目的とし,2003年度に実施した調査結果を参考にして,2004年度入学生を対象に高等学校における理科の履修状況,科目選択の動機,自然科学に対する関心,自然科学の基礎知識について調査した。その結果,2003年度入学生と同様に,2004年度入学生においても生物分野で,基礎的な内容を学ぶ生物IBを中心として履修した学生が多いことが示された。発展的な内容を学ぶ生物IIや化学分野では,必要に応じて一部の範囲を履修した学生の多く含まれていた。物理や地学の分野の履修者は少数であった。科目選択の動機は,大学等の入試準備が主であるものの,将来の進路に配慮したり,学問分野そのものへの興味が動機となっている学生が少なからず含まれていることが示された。自然科学に対しては,全般的な関心を示す学生が過半数であったが,その対象は生物学分野に著しく偏っている傾向が示唆された。科学的基礎知識の水準は比較的良好であったが,生物学分野においても,基本理念や医学系基礎科目を学ぶための基礎知識が不足している学生が多く含まれることが示唆された。
- 2004-12-25
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