43. 時間分散曲線 : 昆虫の分散の實驗的研究 第2報(日本應用昆蟲學會・應用動物學會合同大會講演要旨)
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概要
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種々の密度のコクゾウの實驗個體群について一定空間からの分散個體數の時間的變化をらべ,一方この關係を數理諭的に誘導しE_<(t)>=N(1-q^t) (N・・・イニシアルの個體數,p・‥分散確率,q=1-p, E_<(t)>・・・t時間後の分散個體數(累積)) 實測値系列に適用した結果異つたpをもつ初期分散と後期分散を區別し得た。後期分散は密度に無關係だが,初期分散は密度依存性で,次の關係がある。 p_i=(N-a)S (a・‥分散の起る臨界密度,S・・・種によつて一定な恒数)
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1952-04-01