いま地理教育をどう考えるか : 21世紀への提言
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
明治5年の学制で地理は単独科目でスタートしながら同23年には地歴科となり,以後戦時中の国民科・戦後の社会科として110年,単独教科にはなり得なかった(大学は別として)。これも地理がもつ総合の学問,関係の学問,空間の学問という性格のためであったろうか。地理教師は環境や文化の叫ばれる現在,一層社会進出をして当該教育の社会化・大衆化に務め,その学問に磨きをかけるべきである。なお,地球儀の授業から授業の立体化を工夫すること,授業で使用する用語の研究,被教育者の動向の把握とその生かし方,ゆとりある教育への社会的対応など,21世紀を迎えて地理教育の新しい方向が必要だ。
- 広島修道大学の論文
- 2002-09-30
広島修道大学 | 論文
- 幼児の仲間関係における自己主張表現
- 幼児における他者のよくない意図の理解と道徳判断
- 無令状捜索押収と適法性判断(3・完)ー憲法35条による権利保障ー
- 無令状捜索押収と適法性判断(2)ー憲法35条による権利保障
- 逮捕手続に重大な違法があるとして被告人の尿鑑定書の証拠能力が否定され、その派生証拠たる覚せい剤の証拠能力は肯定された事例