アークプラズマの温度測定
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概要
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プラズマジェットの温度を分光学的方法で測定した.このプラズマジェットトーチの内部の電極およびノズルはタングステン製で,流したガスはアルゴンである.使用時の電気的特性の一例は電流300A,電圧25V,ガス流量42l/min (ノズル陽極)である.この実験ではジェット横断面の半径方向の原子スペクトル線(AI λ4159)の強度分布を測定し,Larenzの方法[1]によって温度をもとめた.この測定の結果では上記の放電条件におけるノズル付近のジェット中心軸の温度は1.8×10^4°Kに達することがわかった.また,ノズルの外に電極をおいて放電をさせた場合には電流68A,電圧77V,ガス流量42l/minの放電条件で陰極付近のジェット中心軸の温度が1.7×10^4°Kになることがわかった.
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