強磁性金属における格子振動の外部磁場効果
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概要
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強磁性金属であるNi単結晶についての超音波音速・減衰率の磁場依存性の実験結果について,統一的な理論がD.J.Kimにより提出されている。これはジェリウムモデルに平均場近似を適用することにより,金属における音速と減衰率の外部磁場効果を電子間相互作用や電子格子相互作用を考慮した上での包括的な説明である。そしてこの理論は,金属の磁気的性質がフォノンスペクトルにどの様な影響を与えるか,又は逆に電子格子相互作用が金属の磁性に与える影響はどの程度であるかという問題点から出発している。本論文では,実験結果と上記における理論値との比較検討を試みている。
- 埼玉短期大学の論文
- 1993-03-20
著者
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