種子島の磯および周辺海域の十脚甲殻類
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概要
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1) 1975年6月, 種子島の主要地, および周辺の浅海水深約 30*acd;95m の22地点において十脚甲殻類の調査を行ない, また鹿児島大学水産学部水産動物学教室所蔵の馬毛島沖カニ類を比較研究に以下いた。2) 種子島では磯採集で54属80種2亜種, 刺網により13属14種, ドレッジにより61属76種が得られ, 馬毛島沖のカニ類は25属28種1亜種に同定された。共通種を除く総数は, 35科124属186種3亜種であった。3) 種子島海域を経て黒潮の北上とともに紀伊半島沿岸や相模湾へと分布を拡げている種, あるいは種子島を北限としている種も多いが, 奄美大島から種子島へ到る間に南方系種は急速に種数を減じる。4) 日本固有種あるいは西太平洋に限産する種が比較的多いこと, また寒海起源泉と考えられる数種が含まれていることにより, 琉球列島とはやや異質の面がみられる。
- 1976-10-29
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