最終講義 : 保険・保障で損する者と得する者(庭田範秋教授退任記念号)
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概要
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しばしば,保険・保障で損得を論ずる人々がいるが,保険原理に従っている限り,本来損得論は成立しないはずである。公的年金では,高齢化社会の到来により,年金額が抑制されてきてはいるが,国庫負担,インフレ・スライド制,繰り上げ支給の存在等により,決して損をする事はない。保険・保障において,存在するのは,利得ではなくて受益であり,損失ではなくて譲渡である。これからのわれわれの社会の安定や生活保障を考えると,年金制度の存続を図ることが最重要である。
- 慶應義塾大学の論文
- 1993-04-25
慶應義塾大学 | 論文
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