大都市圏における家賃および所得分布の統計分析 : 家賃負担率分布の分布特性について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
This paper deals with a distribution of house rent and household income in metropolitan areas. A summary of conclusion is as follows ; (1) In Keihin, Chukyo and Keihanshin metropolitan areas, the simultaneous distributions of house rent and household income, in the case of household living in private rental housing, can be well approximated by 2-dimentional logarithmic normal distribution. (2) An average of proportion of house rent to household income has been going down in the period from 1968 to 1978. Particularly, in the case of housing with joint use of facilities, that tendency is conspicuous. (3) A variance of proportion of house rent to household income increased in the period from 1968 to 1973, but it was stable from 1973 to 1978. (4) A correlation coefficients of the proportion of house rent to household income and household income itself are almost stable from 1968 to 1978. In the case of housing wth exclusive use of facilities, it is between -0.65 to -0.55, and in the case of housing with joint use of facilities, it is between -0.8 to -0.7. (5) Income elasticities of the proportion of house rent to household income have been converging to a certain extent. In the case of housing with exclusive use of facilities, it is between -0.7 to -0.6, in the case of housing with joint use of facilities, it is between -1.0 to -0.8. (6) Generally speaking, the characteristic of simultaneous distribution of proportion of house rent to household income and household income itself, changed substantially in the period from 1968 to 1973, but in the period of 1973 to 1978, it was almost stable.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1985-05-30
著者
関連論文
- 編集後記にかえて
- 日米資産構成比較から見た建築ストック有効活用 (特集 〔BELCA news〕100号記念特集 これからの建築ストック有効活用--併載「建築物のロングライフ化に向けて」提言募集 応募提言)
- 特別記事 座談会 耐震強度偽装問題と法制度 設計は人々への愛
- 応急仮設住宅備蓄の経済的考察 (昭和59年度日本都市計画学会学術研究論文集-19-)
- 応急仮設住宅備蓄の経済的考察 (昭和59年度日本都市計画学会学術研究論文集)
- 建築士の設計と監理の特徴
- インドネシアにおける居住分野の研究協力 (国際化のなかの日本都市計画)
- ワークショップ1 住宅に関する情報提供と保証・保険制度について--表示・保証・保険の可能性と限界を考える (第7回〔1999年度都市住宅学会〕学術講演会報告(2))
- 展望 住宅調査 (建築年報1978年)
- 資料解説・低成長時代の建築需要と建設業の諸動向 (低成長時代の諸問題)
- 低成長時代の建築需要と建設業の諸動向(資料解説) (低成長時代の諸問題)
- 18) 病棟における看護諸室の性格 : 病院の建築計画に関する研究
- 建築経済委員会
- 建築規制等の意義について(I 法の論理,建築基準法-最低基準の意味)
- 建築規制緩和の研究-2-記号論から見た都市計画の研究 (1991年度〔日本都市計画学会〕学術研究論文集)
- 大都市圏の持家市場における住居費負担の統計分析
- 住宅保証制度の研究 : アメリカ合衆国の制度
- 住宅保証制度の研究 : オランダの制度
- 大都市圏における家賃および所得分布の統計分析 : 家賃負担率分布の分布特性について
- 住宅保証制度の研究 : 英国の制度その2
- 住宅保証制度の研究 : 英国の制度その1
- 住宅保証制度の研究 : フランスの新制度その2
- 住宅保証制度の研究 : その 2 フランスの新制度 1
- 住宅保証制度の研究 : その 1 フランスの旧制度
- 諸外国の住宅保証制度と性能表示制度 (特集 住宅の品質確保の促進等に関する法律の制定)
- 市場理論から見た建築規制の研究--建築規制緩和の研究 (1990年度〔日本都市計画学会〕学術研究論文集)
- 住宅保証制度の比較分析
- 行政手法と執行体制 : 建築行政と住宅行政について(建設省の50年)
- 住宅保証制度の研究について(日本建築学会賞(論文))
- 建築と社会経済環境の変化 : 記録と展望
- 中古住宅市場の活性化に向けて (特集 中古住宅市場の活性化に向けて)
- 住宅流通における品質保証 (住宅流通の特性)
- 設計荷重の最適化に関する経済的考察その 1 : 一般建造物の場合
- プレハブ住宅の定義とその統計 (住宅調査)
- プレハブ住宅の価格と普及 : 建築経済・住宅問題
- 建築費変動の研究 : 建築経済・住宅問題
- 建築費変動の国際比較 (建築費急騰の記録)
- プレハプ住宅居住世帯の特徴 : 建築経済・住宅問題
- 住宅取得能力の分析 : 取得可能世帯数の計量モデル : 建築経済・住宅問題
- 「品確法」の論点 (特集1「住宅品質確保促進法の今後の可能性を展望する」)
- 性能規定化への期待と展望 (特集 建築基準法改正)
- 土地利用変化の方向と地域特性との開運分析 : 首都圏市街化区域における住居系用途を中心とした土地利用変化動向の分析 その3
- 首都圏における距離帯別の土地利用変化動向 : 首都圏市街化区域における住居系用途を中心とした土地利用変化動向の分析 その2
- 土地利用遷移行列の分析手法に関する考察 : 首都圏市街化区域における住居系用途を中心とした土地利用変化動向の分析 その1
- 首都圏における住宅敷地関連指標の予測手法
- 宅地需要予測における原単位の予測手法 : 世帯当り宅地面積について
- 兵庫県南部地震の被災地域における復興都市計画支援情報システムの検討
- 設計荷重の最適化に関する経済的考察 (その 2) : 防災的又は災害復興的機能を有する公共建造物の場合