一般住宅におけるかし出現に見られる諸因果関係の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
We consider that some constructive defects of a house should not be avoided in general, because many workers of various kinds of technical fields joint together to build a house. In Japan, dwellers has required the finish in a fine degree as well as the traditional and manual work level, though houses has been built by industrialized construction methods more or less at present. Then the claim for defects in the houses actually has become as one of the social problems. In this paper, We aim to make precisely real situations of defects in Japanese houses, relations between defects and some housing factors, and to find some rules with periodical variation of the appearance of defects. The following conclusions have been obtained as results : (1) The reliability of the dweller's answers about defects of his house is able to be confirmed in high degree by comparing the various estimates for defects by dwellers with inspectors. (2) Some relations are recognized between defects of houses and housing factors, i.e, that the appearance of defects is highest in the ready-built houses for sale and low housing costs, and it shows a tendency for prefabricated houses and apartment houses to decrese by moving into the latest year, which means the progress of industrialized construction methods. (3) A periodical variation and cumulative frequency distributions of the appearance of defects are divided into four patterns, so that they will be a basic index on the occasion of estimating defects qualitatively on a specific house (include a defective house).
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1986-09-30
著者
関連論文
- 4044 低温輻射暖房における人体の熱授受量に関する研究(その2) : 裸体・立位における人体(成人女性)の有効輻射面積及び実効輻射率(環境工学)
- 4043 低音輻射暖房における人体の熱授受量に関する研究(その1) : 裸体・立位における人体(成人女性)の形態係数及び有効輻射面積(環境工学)
- 住宅の瑕疵に関する基礎的研究 : その6 終稿-近畿圏の2調査結果の異同について
- 住宅の瑕疵に関する基礎的研究 : その5 瑕疵発生に関する量的扱いについて : 建築計画
- 住宅の瑕疵に関する基礎的研究 : その4 居住者の住宅瑕疵指摘の精度について : 建築計画
- 住宅の蝦疵に関する基礎的研究 : (その2)暇疵発生の因果関係
- 住宅の暇疵に関する基礎的研究 : (その1)暇疵の量的把握
- 現代建築における工業化の系譜 : (その3)デンマークの住宅建築の場合(1965〜1976)
- 生活観的要因を考慮した場合の生活用品保有に影響を与える諸要因 : 住宅の収納空間研究基礎
- 5061 収納空間の実態とその評価(大阪地域における都市型独立住宅の事例) : 住宅の収納空間の標準化に関する研究(その8)
- 5060 保有パターンによるモノ保有の分析 : 住宅の収納空間の標準化に関する研究(その7)
- 5059 モノ保有に影響をおよぼす要因についての大品目分類別の検討 : 住宅の収納空間の標準化に関する研究(その6)
- 5030 生活用品保有の共通性と多様性について : 住宅の収納空間の標準化に関する研究(その5)(建築計画)
- 5029 モノ保有に影響をおよぼす要因 : 住宅の収納空間の標準化に関する研究(その4)(建築計画)
- 室内環境条件 (床仕上・家具量等) が異なる場合の掃除機種別の作業労働量について
- 住居観研究の枠組みと住居観型の仮説検証の試み : 住居観に関する実証的研究(第1報)
- 住居観の成因とその住宅計画学的応用
- 5028 住宅規模別モノ保有の検討 : 住宅の収納空間の標準化に関する研究(その3)
- 5027 家族周期別モノ保有の検討 : 住宅の収納空間の標準化に関する研究(その2)
- 5026 ブルーカラー層とホワイトカラー層別モノ保有の検討 : 住宅の収納空間の標準化に関する研究(その1)
- 衣類および寝具の収納について-4-衣類の収納--その実態と居住者の志向
- 衣類および寝具の収納について-4-衣類の収納--その実態と居住者の志向
- 東京地方における住宅の瑕疵に関する研究(その2)瑕疵発生の因果関係
- 生活用品保有の共通性と多様性について(女子学生の家庭における生活用品保有パターンの分析) : 住宅の収納に関する基礎的研究 : 建築計画
- 住宅の収納に関する基礎的研究-2-住宅における予備用品の保有実態と保有構造--***の家庭の場合
- 住宅の収納に関する基礎的研究-1-住宅における客用品の保有実態と保有構造--***の家庭の場合
- 住宅の収納に関する基礎的研究-1-住宅における客用品の保有実態と保有構造--***の家庭の場合
- 衣類および寝具の収納について-3-就寝様式による使用寝具の差異について
- 輻射暖房における熱授受量に関する研究 : 形態・面積係数の実用解理論と床座位人体の諸測定値
- 5012 耐用年数を考慮する場合の住宅かしの時系量的表現の検討 : その2 住宅かしの時系量的表現の修正(建築計画)
- 5011 耐用年数を考慮する場合の住宅かしの時系量的表現の検討 : その1 ある公的賃貸集合住宅の修繕実績の分析(建築計画)
- 5112 かし出現の時系量的表現の追求
- 4263 輻射暖房における人体の熱授受量に関する研究 : 椅座・着衣における人体(成人女性)の形態係数
- 5025 所謂「欠陥マンション」的住宅のかしの実態とかし出現の定量的表現の探究(建築計画)
- 韓国集合住宅における「アンバン」と「ゴシル」の関係
- 住宅の瑕疵に関する基礎的研究
- 一般住宅におけるかし出現に見られる諸因果関係の検討
- 19 東京地方における住宅の瑕疵に関する研究 : その2. 瑕疵発生の因果関係(建築計画)
- 住宅瑕疵に関する第2次的研究
- 住宅建築における瑕疵出現に関する基礎的研究(建築経済・住宅問題,学位論文要旨)
- B-25 隅角部の温度境界層に関する研究 : (その1)三次元床角部の温度境界層
- D-19 FEMによる隅角部熱伝導解析(第1報)
- B-15 有限要素法(F,E,M)による熱伝導解析(第4報)