ジェスチャ認識のための多視点カメラによる人物位置推定および手領域抽出手法の提案
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概要
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対象人物の要望を察知し, 意図に適したサービスを行う空間(パーセプトルーム)の実現を目的とした人間センシングの研究を行っている.人間の身振り手振りや表情に対応して, 機器の操作を可能とする技術が確立できれば, 快適な生活環境を提供することができるのではないかと考えられる.本稿では, 室内空間の位置に依存しないジェスチャ認識を目指し, 壁に設置した複数のカメラからの映像を基に, 視体積交差法を利用することで対象人物の位置を推定する手法を提案する.複数カメラ統合画像に背景差分を行い, 人物領域を推定する.更に, フレーム間差分を行い, 動作領域の推定を行う.これらの結果から視体積交差法により人物領域および動作領域の同定を行い, 情報を統合することで, 手サインの提示タイミングの検知と, その際の手領域の抽出を行う.本稿では, 提案手法の有効性を実験と共に示す.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2001-09-13
著者
-
冨永 将史
ソフトピアジャパン
-
冨永 将史
(財)ソフトピアジャパン
-
富永 将史
中京大学情報科学部
-
本郷 仁志
(財)ソフトピアジャパン 地域結集型同研究推進室/科学技術振興機構
-
丹羽 義典
(財)ソフトピアジャパン
-
輿水 大和
(財)ソフトピアジャパンHOIP
-
本郷 仁志
科学技術振興事業団
-
丹羽 義典
科学技術振興事業団
-
山本 和彦
岐阜大学 工学部
-
山本 和彦
(財)ソフトピアジャパンHOIP
-
丹羽 義典
財団法人ソフトピアジャパン
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