The Dial (1840-44)のこと(1)
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概要
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それまでは、イギリスからの文化(文学・思想)の輸入国であったアメリカ合衆国が、その文化の面で世界に通じるものを開花させたのは19世紀中葉であった。そのことは、Van Wyck Brooks (1886-1963)の本のタイトルによればThe Flowering of New England、1815-1865 (1936)であり、Francis Otto Matthiessen (1902-50)のによればAmerican Renaissance (1941)である。その頃の飛躍的発展の一翼、いや中心となったのはMassachusetts州Concordであった。そこには、Ralph Waldo Emerson (1803-82)を慕って集まった人々がいた。そうした彼らをTranscendentalist、と呼ぶようになった。そして、彼らは機関紙The Dialを1840年から44年にわたって発行したのであった。The Dialは、季刊誌で、アメリカ文化・文学・思想史上において大切なものであるのは周知のことである。しかし、そうした雑誌があることは紹介させてはいるが、その内容までとなると、日本では触れられている著書、論考は多くはないようだ。本稿では、そうしたThe Dialについて、論ずるものである。
- 2004-09-30
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