2000-CH-46-9 / 2000-MUS-35-9 歴史研究におけるGIS:GLOBALBASEのための座標変換メカニズムの検討
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概要
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本研究では、空間情報の蓄積の目的や性質の違いで別々に選択された座標系同士を一つにつなぎ合わせ、あたかも一続きの空間としてブラウジング可能なメカニズムについての検討評価を行う.本研究では、まず座標系の間の座標変換を記述したマッピングと呼ばれる記述を新たに導入した.さらにクライアントが、サーバ上に蓄積されたマッピングを介して座標系を渡り歩き、異なる座標系に載っている空間情報をあたかも一続きのように可視化するメカニズムについて検討した.最後に我々の開発している歴史研究のためのGISであるGLOBALBASEにおいて、マッピングの技術を基礎としたサーバ、クライアントを実装し、ブラウジングの効率を評価した.特に歴史研究においては、古地図、古絵図といった、測量図とは異なる地図を扱うため、マッピングは効果的な技術である.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-05-31
著者
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