ポリシングされたトラヒックを入力とするFIFOキューの出力バースト特性の解析
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概要
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QoSサービスを提供する新しいフレームワークとして,DiffServがIETFで標準化されている.DiffServもネットワークのプロビジョニングを行うならばIntServと同様,保証されたQoSを提供できる.しかしながら,必要バッファ容量を算定するにあたって,IntServに用いられた決定論的な最悪評価法では,出力のバースト性が入力のバースト性より大きくなる確率的な可能性から,必要バッファ容量は通過ノード数が増えるに従い指数的に増え,実現可能なレベルを超える.一方,シミュレーションでは決定論的な評価で計算されるバースト長の伸びはほとんど観測されない.本論文では,以上のことを背景として,ポリシングされたトラヒックを入力とするFIFOキューの出力トラヒックのバースト長を確率的に評価する.得られた結果は,ある入力トラヒックに対する出力のバースト長の分布がそれ以外のトラヒックを入力とするある仮想的なキューイングシステムのキュー長分布によって評価できることを表している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-04-12
著者
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佐藤 昌平
日本電気株式会社C&C基盤開発研究所
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佐藤 昌平
Necネットワーク開発研究本部
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佐藤 昌平
日本電気株式会社
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潘 煥旭
日本電気株式会社
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潘 煥旭
Necネットワーク開発研究本部
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小林 和朝
長崎大学工学部情報システム工学科
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小林 和朝
日本電気株式会社
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