環境ラベル
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概要
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環境ラベルは, 製品およびサービスが環境にどのような負荷をかけているかという情報を, 環境負荷の少ない製品が購買されることを期待して, 企業が消費者や購買者に開示し, 市場のメカニズムによって環境改善を実現しようとするものである.この情報の媒体には, 製品に貼付されるシールやマーク, 製品の宣伝や広告, 製品に付随する各種の資料などがあるが, その情報の性格や内容によって, ISOではタイプI, II, IIIの3種類に分類している.環境ラベルの規格化は, ISOの環境マネジメント規格シリーズの一部として進められていたが, 2000年にこの作業は一段落をむかえ, ISO規格とこれに対応したJIS規格が発効している.ここでは環境ラベルのISO規格を紹介しながら, 環境ラベルとはどのようなものかについて解説を行う.
- 日本信頼性学会の論文
- 2001-12-25
著者
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