北陸高速自動車道(金沢東〜金沢西)工事における環境対策
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概要
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金沢東西間は, 北陸自動車道の一部で, 金沢東IC〜金沢西IC間, 8.9 kmの区間である。構造物の基礎は洪積層を支持層としたが, 杭長17 m〜20 mはベノト杭, 杭長20 m〜40 mは鋼管杭を計画施工した。ベノト杭は, 杭種選定時に無騒音, 無振動工法として最適であると判断していたが, デイーゼルの音が大きくて地元住民から少なからず苦情の申し出があった。また, 特殊掘削(フーチング築造用矢板)の矢板打込み, 引抜きにおいて振動が発生した。鋼管杭の打込みには, まず防音カバーでの施工が行われたが, 騒音防止効果がほとんどなく, 更に振動に関する苦情があったため, 防音カバーによる施工は断念した。そのため, 無振動工法としてタイプ工法が採択された。タイプ工法とは, ジェット水流とアースオーカーによる先端掘削刃の併用により掘進施工し, 次にジェット水をセメントミルクに代えて, 杭先端に沈降した骨材中に注入してプレパクトコンクリート状の支持球根を形成する工法である。本工法による杭の鉛直および水平載荷試験結果が図で示されている。
- 1983-03-15
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