三角杭のミルクオーガSME工法の特徴と施工例
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概要
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摩擦杭は, 打込み工法が最良の工法といえるのであるが, 杭打時の騒音・振動が問題となるため, これに対処する方法としてプレボーリング工法が採用され, その一種としてオーガーセメントミルク工法がある。本工法は, オーガー掘削によって土質にせん断破壊を生じた穴に打設される摩擦杭を固定する注入剤の膨張力を利用して杭の支持力を改善するものであるとされ, 使用材料は, セメント(普通ポルトランドセメント)・膨張材(石灰系膨張剤)・石こう(非煙脱硫石こう)などで, 石灰系膨張剤は水和反応によりエトリンガイトを生成し, これがセメントモルタル等の膨張材となる, 石こうは, エトリンガイトの生成に反応・土中の粘土鉱物との反応の助長・ブリージングの減少などの働きをもつと述べている。次にグラウト材の配合方法および基礎物性が示され, また現場試験の載荷試験結果が図に示されている。特性として, セメントペースト杭と比較して沈下量が小さい・許容支持力が大きい・グラウト材の配合差の影響がほとんどない。膨張材は実験結果以上に膨張作用をすることが述べられている。
- 1984-03-15
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