阪急グランドビルの基礎と地業
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概要
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本稿では, 阪急電鉄梅田駅の移転に伴い, 旧駅跡地に計画された複合用途の超高層ビルの概要を述べている。構造計画の概要としては, 直径2.0 mのベノト杭により支持させていることと平面形に対称形を, 上部構造に鉄骨ラーメン構造を, 下部構造に鉄骨鉄筋コンクリート造としたことなどを述べている。地盤の概要としては, 淀川河川運搬によるデルタ地帯のほぼ中央に位置することを述べ, 地盤調査結果を各地層についてその土質・土性の概要を示し, 地盤の動特性を調査する目的で常時微動および弾性伝播速度測定結果をあげている。ベノト杭および基礎の設計については, まずベノト杭の許容耐力, 設計方針について述べて, 基礎は全体をべた基礎とし, 基礎版ならびに基礎小梁は直接上載荷重を支持せず止水版として設計しているとしている。またベノト杭および地下工事の概要の中で, 障害となる長さ19 m, 径400の既存松杭を除去するために開発した長尺松杭切削工法の説明をしている。
- 1983-06-15
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