軟弱地盤に建つ超高層集合住宅の対策
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
軟弱な臨海埋立地の地盤特性と, そこに設計・施工される超高層集合住宅の地業ならびに基礎についてと, 若干振動論的領域の問題について考察を行っている。まず, 一般の超高層建物の地業ならびに基礎についての基本的設計態度を述べている。次に, 軟弱地盤において特に考慮すべきこととして, 圧密沈下の経年変化の確認と激震時の砂質地盤の液状化の問題を挙げている。また, 液状化発生に影響する要因および具体的条件を示している。次に, 地盤の液状化に伴う地業ならびに, 上部構造に与える影響について検討している。また, 軟弱地盤の振動特性について述べるとともに, この対策としての地下階について述べている。次に, 地盤ならびに下部構造と上部構造の連成効果の一般的特性については, 地盤-構造系モデルにより考察するとともに, 結果を図示しており, 超高層集合住宅は, 地盤との擬共振現象の起こる可能性が十分考えられると述べている。最後に, 軟弱地盤に建つ高層集合住宅の地業ならびに基礎の一例として, 芦屋浜高層集合住宅を紹介している。
- 1983-06-15
論文 | ランダム
- 原油高とアジア経済--石油価格高騰のアジアへのインパクト
- 聖杯の起源再考--アイルランド・スキタイ (第24回日本ケルト学会・研究大会報告(発表要旨))
- 島のケルト--言語・文学研究の見地から (第23回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)) -- (シンポジウム フォーラム・オン 基調テーマ 「島のケルト」概念を問う)
- フォーラム・オン フォークロア学の黎明 (第19回日本ケルト学者会議・研究大会報告(発表要旨)) -- (シンポジウム フォーラム・オン フォークロア学の黎明)
- ワイルド・ハントとケルトの妖精の騎馬行進