橋台, 橋脚の設計
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
橋台, 橋脚のうち上部構造と下部構造が支承などによって明確に区別されている鉄筋コンクリート構造物について, その設計一般と軟弱地盤上に設置される場合の設計法について述べている。まず設計一般については, 常時および地震時に対する設計に用いる荷重の組合わせ, 橋台に作用する土圧, 橋座幅の決定方法が説明されており, 逆T式橋台とT形橋脚の設計例を示している。また軟弱地盤上に設置される橋台の設計については, 模型実験および現地動態観測のデーターをもとに, 橋台移動の可能性の有無を判断する指数が, 盛土高, 軟弱地盤厚, 軟弱層の一軸圧縮強度の3要因によって表されること, プレロードが盛土の側方変位に対する安定に効果があることが述べられており, これらの判定指数やプレロードを用いた場合の軟弱地盤上の橋台基礎の設計手順が詳細に紹介されている。最後に, 地盤改良後の弾性係数の評価, 基礎に作用する側方流動圧の推定, 各種対策工法の選定法を今後の研究課題としてあげている。
- 1984-06-15
論文 | ランダム
- 感性工学的手法による海岸景観評価
- 宍道湖におけるヤマトシジミの生息環境解析
- ニューラルネットワークによる汽水湖の水質変動予測
- 青色蛍光体(Sr,Ba)_3MgSi_2O_8:Eu^の励起発光特性
- Ba_2ZnS_3:Mn赤色薄膜EL素子の作製と評価