大清水トンネル工事の概要
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大清水トンネルの万太郎工区, 保登野沢工区の石英閃緑岩の超硬岩地質では全断面掘削を行い, 大型ジャンボを導入したことは新幹線のトンネルでは初めてである。谷川岳直下の岩質特有の山ばねに対し, ルーフボルト工法を併用して突破した。山ばねの発生状況は, 発生箇所は掘削周壁のほうが切羽面より多く, 切羽面からの発生の場合でも引続き掘削周壁で発生している。また山ばねの発生する岩質では, 静弾性係数と動弾性係数が近似していて, 縦波速度と横波速度の比は変わらないが, 速度が山ばねの生じていない岩石に比べて60%に落ちている。山ばねの防止法としてはルーフボルトと防護綱, ジェットウォーターを切羽に散水する対拠方法をとった。膨張性蛇紋岩においては, 松川工区ではサイロット工法により, 保登野沢工区ではう回坑により坑奥作業を行った。また, 石英閃緑岩, 変質玄武岩の安定している岩質は上半先進タイヤ工法によりその成果が注目された。
- 1980-12-15
論文 | ランダム
- 〔日本ねじ研究協会〕分科会報告 JIS B 1177「六角穴付き止めねじ」の改正原案について
- 「六角穴付きねじ類」の制定及び改正原案について(2)
- 「六角穴付きねじ類」の制定及び改正原案について(1)
- プラント情報管理パッケージによる設備/工程監視,最適運転,品質管理事例 (運転支援/作業支援からみたMESの構築と運用) -- (システム事例:MESによる運転支援・作業支援の実際)
- 〔日本ねじ研究協会〕分科会報告 JIS B 1172 「ヘクサロビュラ穴付きボルト」の制定原案について