火山灰性高含水土の土質工学的特性について
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概要
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双葉ダム(フィルダム)の築堤材料として, ダムサイトに分布する火山灰性高含水土の物理工学性を検討し, 更にコア用土として土質安定, 改良方法の検討をしている。1.物理的特性は自然含水比, γ_d, 比重, 粒度, コンシステンシー, 粘土鉱物などから明らかにしている。更にpF水分特性を生土, 風乾土について検討している。2.工学的特性は締固め, 遮水特性。強度特性としてせん断, コーン貫入, 練返しなどから締固めエネルギーやトラフィカビリティーなどについて検討している。練返しにより強度は低下する。また, 圧密によると圧縮性が大きい。3.土質改良としては, (1)添加剤は強度については消石灰+石こう, セメント+石こうが, 含水比低下ではセメント+石こう, 生石灰, セメント+CaCl_2が有効である。(2)砂礫混合による土質改良を種々の面から検討し, 更に現場転圧試験で湿潤土, 乾燥土, 混合土について実験している。以上の結果から火山灰性土は単体でコア用土としてはかなり危険である.礫混合すれば技術, 経済的に現在の段で最も有効な方法であるとしている。
- 1979-03-15
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