岩盤の調査および設計
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概要
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最初に岩盤をその力学的特性から4種類に大別し, 現在一般的に用いられている岩盤の調査および試験について概要を述べている。つぎに, 岩盤構造物の設計および施工にあたっての留意点として, (1)試験箇所の選定, 試験結果の判定には慎重に期すべきこと, (2)施工中および施工後も随時実測を行なって設計値と実測値とを比較すべきこと, (3)安定条件の経時変化が他種の構造の場合より著しいので, しゅん工後の入念な維持管理が必要であることなどをあげている。さらに, 岩盤の調査試験結果を活用して空洞, トンネル, ダム基礎などの力学的解析がなされるようになった岩盤力学発展の歴史をたどる意味において, 著者が関係した事例を中心に年代順に記述している。すなわち, 奥利根地下発電所における空洞および鬼怒川発電所の立て坑を利用した地震観測, 佐久間ダムの貯水重量による地盤傾斜の測定, 黒部ダムにおける種々の現地岩盤試験やたん水時の岩盤の変位測定, さらに高瀬川発電所空洞周辺部の有限要素法による応力解析についてである。
- 1978-06-15
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