大型構造物基礎の設計に関する研究(その1) : 構造物基礎-地盤系の弾塑性地震応答
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概要
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構造物-地盤系の動的解析において, 地盤の弾塑性挙動に着目し基礎-地盤系を二次元平面問題として取り扱った。平面条件として, 構造物基礎は平面応力, 地盤は弾性, 塑性を通じて平面ヒズミ状態が成り立つものとした。また, 構造物基礎は弾性として地盤のみに弾塑性変形を考慮し, 有限要素としては三角形要素を用いた。非線形解析を行なうにあたっては, 土の降伏条件式として適当なヒズミ硬化を伴うDrucker-Pragerの式を用い, この降伏条件式に従う応力とヒズミの関係を誘導した。さらに非線形の動的応答を有限要素法により定式化し, 二・三の応用例について従来の線形解析による結果と比較して, 非線形解による方法が実際の応答により近いことを示した。
- 1975-03-15
著者
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