加速度波形からみた上肢運動の制御過程について
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概要
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本研究では, 上肢運動を対象に, 運動の加速度波形から, その運動過程の構造について検討を行った.被験者は平均年齢20.0歳の男子大学生6名である.対象とした動作は前方および側方の2方向に対して, 移動距離を10,20,30,40,50cmの5種類設定し, 基点から目標点へ手を延ばす動作である.測定項目は, 手部の加速度波形および動作軌跡等である.結果を要約すると次のとおりである.(1)移動距離の影響を受けるパラメータとしてはMTおよび加速度波形の時間的構造が挙げられた.(2)MTの時間延長の大部分は, 加速度波形の第IV相に集中して起こっていた.(3)一連の運動過程は, 速い動きの第1次運動と眼と手の協調を伴う比較的遅い第2次運動との2段構造により構成されていた.
- 1985-08-15
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