視運動性眼振パターンのフラクタル次元による定量化
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概要
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定性的に評価される視運動性眼振パターン(OKP)の定量化が, フラクタル理論で可能かどうかを検討した.対象はめまい平衡機能障害患者のOKP(眼球運動波形(OM)14例, 眼球速度波形(ES)14例)である.Box-counting法を適応させ, フラクタル次元(FD)の算出を行った.その結果, 大部分のOM, ESで一次回帰式の相関係数は0.99以上であった.しかし, その標準誤差は, OMでESより小さな値となった(U検定, p<0.01).両波形ともフラクタル次元を求めることは可能であった.しかし, OKPの定量化はOMのフラクタル次元を用いた方がより適切であると考えられた.
- 1999-09-27
著者
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