Dirofilaria immitis, Brugia malayiおよびBrugia pahangiにおけるSL1リーダー転写領域を囲む塩基配列の性状 (短報)
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概要
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Brugia malayi, B. pahangiおよびDirofilaria immitisの5S rRNA遺伝子およびその下流のSL1エクソンを含む配列をPCR法により増幅後, その塩基配列を決定した. その結果, 今回初めて構造が決定されたB. pahangiならびに既知のOnchocerca cervicalisおよびO. volvulusを含めて, すべての種においてSL1リーダー配列は転写後に安定なステム・ループ構造を取ることにより, スプライシングに寄与することが示唆され, しかもSm結合部位がバルジ・ループ上に位置することが示された. D. immitisの成虫では, この領域の構造に性差ならびに地域差が認められなかった. また, Brugia属では種間の違いが認められなかった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1997-12-25
著者
-
野上 貞雄
日本大学生物資源科学部獣医学科
-
林 良博
東京大学大学院農学生命科学研究科国際動物資源科学研究室
-
前田 龍一郎
帝京大学医学部寄生虫学教室
-
原澤 亮
東京大学医学部動物実験施設
-
原澤 亮
岩手大・農
-
原沢 亮
東京大学医学部附属動物実験施設
-
原澤 亮
東京大学医学部
-
原澤 亮
東京大学大学院医学系研究科附属動物実験施設
-
前田 龍一郎
帝京大学寄生虫学
-
野上 貞雄
日本大学 生物資源科学部 獣医学科
-
野上 貞雄
金沢医科大学
-
片岡 庸子
大日本製薬(株)アニマルサイエンス部研究所
-
中垣 和英
日獣大野生動物学教室
-
中垣 和英
日本獣医畜産大学野生動物学教室
-
吉田 元信
大日本製薬(株)アニマルサイエンス部研究所
-
片江 宏巳
大日本製薬(株)アニマルサイエンス部研究所
-
小林 光
大日本製薬(株)アニマルサイエンス部研究所
-
中垣 和英
日本獣医生命科学大学野生動物学教室
-
林 良博
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
林 良博
東京大学 獣医解剖
-
加藤 大智
東京大学農学部獣医内科学教室
-
Nogami Sadao
Department Of Veterinary Medicine College Of Bioresource Sciences Nihon University
-
吉田 元信
大日本製薬(株)アニマルサイエンス部
-
吉田 元信
近畿大 食品科研
-
片江 宏巳
Dainippon Pharmaceutical Co. Ltd. Osaka Jpn
-
中垣 和英
東京農工大 農
-
Hayashi Yoshihiro
Department Of Veterinary Anatomy Graduate School Of Agricultural And Life Sciences The University Of
-
中垣 和英
日本獣医畜産大学獣医学科
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