傾斜地における建築基礎の設計施工例
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概要
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広島市の西部, 鈴が峰を中心とする広大な企業団地を造成しようという西部開発事業における敷地地盤, 基礎, 地業, 施工の概要を表した報文である。敷地地盤としては, 細結晶な黒雲母花崗岩を主体としたもので, 工事はすべて切取り工事であり, しかも岩盤の部分が多く, 掘削された斜面は風化が激しく, また表面の岩塊の崩落もみられたらしい。そのためコンクリート吹付工法による法面保護工事が計画された。この工事の実施前に造成地全体の露頭調査, 弾性波探査を行った。これは掘削後の建物が接地する現地表面の岩盤の状態については未調査であり, コンクリート吹付け後は調査が困難になると考えたためであるとしている。この調査結果により, 節理のゆるみや風化の進行がみられたので, セメントミルクによる地盤改良工事と基礎を更に安定させるため, 建物基礎を改良地盤とともにアンカー工法によって地山基盤に碇着することにしたとしている。地盤改良工事とアースアンカー工事の計画と施工については図, 表, 写真で説明している。
- 1983-12-15
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