傾斜地における基礎工のための仮設備
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概要
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傾斜地において構造物の基礎を施工する場合, 仮設備工事として特に考えられるものとしてここでは施工例の多い橋梁下部の「作業地盤」について, 一般的施工法といろいろの制約をうける場合の地中に作業地盤を設ける施工法試案について述べている。一般的作業地盤の作成については, 各基礎の規模の大小にふれ, また作業地盤としての条件をフーチング基礎構造の場合とケーソン基礎構造の場合の2つについて述べている。また作業地盤の構造, 形式は大別して, 1.切取り, 盛土, 2.盛土のみ, 3.土留め壁を有する盛土, 4.桟橋による, 5.トンネルで入り地中部に作業地盤を作成する, の5つになるが, それぞれについての施工上の問題点について述べている。トンネル工法による地中部作業地盤の作成については, 取付工を1.横坑方式, 2.斜坑方式, 3.立坑, 横坑組み合わせ方式, 4.その他の方式, に分け, また下物構造の施工要領もそれぞれ図をあげて説明している。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1983-12-15
社団法人地盤工学会 | 論文
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