本四用海中ジャケット
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概要
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大鳴門橋ジャケットの用途は, 下部工施工のためのプラットフォームを提供するのみならずその一部のものは, 作業船の接げんバース, 水中工事のための制水壁の取付枠, 頂版コンクリート用型枠支保工の役割をもっている。また, 上部工の施工に対しては, ケーブルエレクション時の資機材の仮置場, 塔および桁架設における部材仮置とブロックアセンブルの場所として利用される。このように標準的なジャケットの用途が, 油井パイプの保護, プラットフォームの支持, 船舶の接げん等, 単純であるのに対して, 極めて多くの目的, 用途に供しているのが大きな特徴であり, これが特異な構造型式となった一因である。本文では, 我が国におけるジャケットの歴史に触れた後に, 大鳴門橋ジャケットの設計, ジャケットの製作, ジャケットの架設について, その特徴を一般のジャケットと比較して述べられている。最後に, 本工事を通して得られた反省点が, 設計・製作, 現場架設と使用状況の観点から述べられている。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1982-12-15
社団法人地盤工学会 | 論文
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