わが国における技術開発例 : (6)土圧バランス型加水式シールド工法
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概要
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土圧バランス型加水式工法(加水式工法とよぶ)は, 土圧バランス型土圧式工法(土圧式工法とよぶ)を適用することが困難な地盤を対象として開発が進められた。土圧式工法の特徴は切羽土圧に対して充てん土砂で対抗させ, 地山と同じ状態を保ちながら安定を図ることにある。加水式工法は, この機能を有しながら, 更に切羽水圧に対して給水加水圧によって水圧とのバランスを図り, 同時に, 排土は流体輸送することにより, 運搬の問題を解決させた。本文はこの加水式シールド工法に関して, 工法の概要を紹介するとともに, 開発から実用化されるまでの過程を施工実例をまじえて述べ, 更に今後の開発の方向について触れたものである。加水式工法の特徴は(1)切羽の安定機構, (2)自動制御, (3)同時裏込め注入, (4)排土処理設備, の4点に要約され, これらが一貫したシステムとして工法を構成している。本文ではこれらを1.土圧バランス型加水式シールド工法(切羽の安定機構, 自動制御, 同時裏込め注入, 排土処理設備), 2.開発から実用化(開発の契機, 実験から実用化, 実施例)に分けて述べている。
- 1982-06-15
論文 | ランダム
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