埋立護岸における裏込砂の浄化効果に関する実験
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
廃棄物埋立護岸の設計においては, 埋立地に投入された汚染物質が周辺海域に流出しないような配慮が必要である。本研究はこうした汚染物質に対する裏込め砂の浄化効果について室内実験で調べたものである。実験では, 実際の護岸の条件, すなわち, 裏込め砂の粒径, 残留水位, 粘土, 有機ヘドロなどをできるだけ実験条件としてとり入れ, 浄化効果がどの程度期待できるかを調べた。実験として, 粘土懸濁液の砂ろ過実験, 重金属の粘土粒子への吸着実験, および有機物の吸着・ろ過・分解実験を行った。その結果, 通常の裏込め砂で懸濁物質はほぼ完全に除去でき, 重金属や有機物についても, 条件を整えればある程度の浄化効果が期待できることが分かった。
- 1981-12-15
論文 | ランダム
- 単飼人工哺乳子牛の行動特徴
- 子牛に対する愛撫がその後の扱いやすさに及ぼす影響
- 記憶・学習の総合的パラダイム--今井論文についてのコメント (記憶における反復の問題)
- 経営者インタビュー ないものを創る、その挑戦こそがメーカーです--(株)盡政 代表取締役 岡田徹也さん
- 真の国際大学を目指して(特集:「21世紀の筑波大学」大学一般(総論),組織・制度,研究・教育)