既製グイ打ち込みによる地盤改良
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概要
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ゆるくタイ積した砂質系地盤が地震動により液状化することに対する対策工法として, 小径の既製グイを地震動に対して安定な地盤まで密に打ち込み, 地盤を締め固めて改良することにより液状化に対処する方法がある。本法ではこの対処工法の地盤改良効果を判定するために実施した2例の現場実験について述べた。ひとつは, 地表から深さ18.5mまでの砂層の液状化が問題となった地盤に4本のクイを打設して打設前後のN値を比較し, Seedの液状化簡易判定法によって打設効果を判定したものであり, 結果としてわずかなクイ本数でも局部的に改良効果が表われている。他の例は, ゆるくタイ積した河成砂層の液状化防止のために, 碁盤目状に20本のクイ(内4本は閉端グイ)を打設したもので, その結果から限界N値と改良N値の比較, Seedの方法による液状化範囲の検討を行ない, またSeedの方法を逆算して求めた液状化範囲の判定値D_r=83%に対して, N値, クイ打込みによる地表面沈下量, RIにより測定した密度および水分などからD_rを求めて比較検討した。
- 1978-03-15
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