硬い中間層を打ち抜く鋼管コンクリートぐい
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概要
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厚さ4.5mm径450mmの鋼管の内部に膨張性コンクリートを遠心力で充てんした鋼管コンクリートグイの施工記録である。敷地の地盤は地表から39mまではN値10〜30の硬質粘土層で途中にN>50の砂レキ層をはさむ。支持地盤は地表から39m以深のN>50の砂レキ層である。在来の遠心力オートクレープ養生コンクリートグイでは中間の砂レキ層の打貫きは不可能であった。試験打ちの結果, クイは10m4本継とし下の2本はオートクレーブコンクリートグイを, 上2本は鋼管コンクリートグイとした。これは鋼管コンクリートグイが割高なため工費を節約する目的で行なったものである。K-45デーゼルハンマーにより156セットを打ち込んだが, 1セットの平均打撃回数は1200回, 平均所要時間は88分であった。打撃によりクイ頭の破損などの生じたものもなく, 施工後中空部にテレビカメラをおろして観察したところ継部の異常も認められなかった。打込み後のクイ頭部の切りそろえは外周鉄板をガスで切断することで大変簡単に行なうことができ, 基礎とクイ頭の連結も容易である。
- 1976-12-15
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