電力設備基礎の耐震設計に関する研究(その1) : 変電機器・基礎・地盤の連成振動と地盤剛性および基礎幅, 基礎根入れ深さとの関係
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概要
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大電力送電の要請が高まり, 使用される電力機器も大型化してきた。特にしゃ断器のような電力機器は, 大型がい(碍)子構造物よりなるため, 耐震強度が弱いばかりでなく地震荷重によりその応答が著しく増幅する。したがってそれらの機器に対して基礎と地盤も含めた耐震設計が要求されるようになった。基礎幅・基礎根入れおよび地盤剛性のしゃ断器・基礎・地盤系の耐震性に与える影響について動的解析を用いて検討した結果を述べた。根入れ効果をバラナフの解で, 地盤反力を実験式で評価した。検討の結果から, 基礎根入れ深さを大きくすることは, かならずしも機器本体の耐震性向上につながらないことがわかった。動的現象である転倒, 滑動および地盤の動的支持力に対する検討に静的な考え方を採用しているので実際より小さな安全率が求まっているものと思われる。今後, 転倒現象, 動的支持力などについて検討を進め改良を図る必要がある。
- 1976-09-15
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