地盤振動の遮断効果に関する実験【W.F.実験報告9】
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概要
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地中壁体による地盤振動のしゃ断効果を解明するために, 地表面に設置した円形基礎を起振機X, Y, Z方向に加振し, 地中連続壁体の両側の地表および地中の加速度分布の変化を測定した。第1段階として壁体施工前において測定を行ない, ついで壁体施工後に同じ場所で測定を行なったが, その結果壁体に直角に入射する波動に対しては壁体のしゃ断効果は少なく, 平行に入射する波動の場合には1/3〜1/10程度のしゃ断効果が期待でき, また加振振動数が高い場合がより効果的であることがわかった。なお, 地中連壁壁体の規模は壁厚60cm, 長さ11.0m, 深さ16mであり, 円形基礎はこの壁体の中央部から5.5m離れた地表に設置された。
- 1976-09-15
論文 | ランダム
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