岩手ロームの生石灰による土質改良
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概要
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火山灰質高含水比粘性土は, その高含水比と鋭敏さのために機械化土工には不適な土とされているが, その含水比を低下させることによって問題点の多くが解決されることに着目し, このような土の一つである岩手ロームに生石灰を添加することによって土質安定処理を行なった処理土に関しての室内実験結果および, 打設工法として, パイル工法, 散布工法を行なった現場試験結果が報告されている。生石灰混合土の含水比低下に関しては, 消化吸収, 発熱による気化の両面から, 生石灰の混合比あるいは土量を一定にした場合などにつき打設工法別に詳しい考察がなされ, また, 施工に関する処理土の温度変化にも注目している。締固め特性については, 処理土が最適含水比をもつようになるなどの施工管理上有利な方向へ締固め特性が変化することが観察されている。強度特性については処理土の強度と含水比の間には, 良い相関関係が認められるが, 強度と乾燥密度との間には相関性があまり認められないとしている。さらに, 処理土の養生効果に関しても考察が加えられている。
- 1976-06-15
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