土の安定処理
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概要
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高速道路網の整備を契機に盛土や路盤の研究が発展し, 建設が不適であると判断されていた場所にも工事の施工が可能になった陰には土の安定処理工法の進歩があったとして, その重要性を指摘している。まず, ローム土や粘土などの細粒土において締固めを強行することは, こねかえしによる土の軟弱化が生じることからその管理の重要性について述べ, さらに低い強度の盛土材料における各種の工法に言及している。設計条件のきびしい路盤の安定処理についてもその方法と効果について論じている。軟弱地盤の安定処理に関しては, 変形量やセン断強さなどにおける処理の効果についての予測と実測が一致しない場合が多いこと, スベリ破壊の安全率と沈下量との関係, バーチカルドレーンにおける諸問題, 生石灰パイル工法の効果などについて論じられている。また, ゆるい砂地盤では地表面下10mぐらいまでの振動締固めが行なわれ, その効果は新潟地震によって確かめられたことが紹介されている。その他の安定化工法として, 地盤の凍結工法や注入工法についてもその方法や問題点が明らかにされている。
- 1975-12-15
論文 | ランダム
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