砂質土の液状化に関する実験的研究
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概要
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地中埋設構造物の設計, 施工に関連して, 特殊な応力条件下にある完全飽和状態の砂地盤について振動三軸試験を主体とした地震時の安定性の検討を行ない, その結果を中心に, 相対密度あるいは粒子の形状などと液状化との関連について報告した。試験で使用した試料は, ケイ石を主とした丸味のある粒子からなるものおよび細長いが偏平で角ばった粒子からなるものの2種類であり, これらの試料から相対密度を40〜70%の範囲で一定となるように作成した供試体に対し, 応力振幅0.055〜0.19(kg/cm^2)の範囲で振動三軸試験を実施した。その結果, 相対密度の増加に比例して液状化を生じさせる応力振幅も増大する, 粒子の形状については丸味のある試料の方が液状化しやすい, 軸差応力の最大値と応力振幅との間にはほぼ直線性がみられる, などの傾向がつかめた。
- 1975-06-15
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