ヘドロホ場の乾燥促進工法 : 八郎潟のホ場乾燥に関する研究(II)
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概要
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八郎潟におけるヘドロ地盤の乾燥促進を, つぎの二つの観点から検討している。1)機械走行性の面から, どの程度の地盤のかたさが要求されるか, 2)どのような乾燥促進工法が効果的か。1)に対しては, 6種の機械を用い, 地盤のかたさの異なる8個所の試験ホ区における走行試験を行ない検討している。その結果, 地盤のかたさは, 深さ30 cmまでのコーン支持力で, 1.3 kg/cm^2が最低限の条件であるが, 営農面からは, 1.8 kg/cm^2〜2.0 kg/cm^2の地盤のかたさを目標にすることが望ましいことを示している。2)に対しては, つぎの三つの工法, つまり全面耕起, 1/2耕起, ホ場排水溝により, 自然のままに放置した場合に比較して, 地下水位, 仮比重などの物理的な指標にどのような違いがみられるかを追跡している。この結果, 全面耕起は, 表層部の乾燥を短期間に促進させるが, 排水性の悪化をもたらすので, 中間層以深の乾燥に問題が残る。長期的観点にたって, 中間層以深の乾燥をはかるということを考えれば, 他の二つの工法が望ましいという結論を提出している。
- 1974-09-15
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