根切山留工法, 山留めの設計施工と最近の問題点
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
建築学会基礎構造設計基準・同解説の改訂作業の中間報告である。1)山留めに作用する側圧 : 現行基準は山留めの土圧は砂に対して台形分布, 粘土に対して三角形分布を採用している。その後わが国においても土圧分布の測定が多数行なわれ, その結果をもとに土圧, 水圧をあわせた側圧の分布形をたわみ易い矢板壁と剛な鉄筋コンクリート壁とに分け, 前者にはTerzaghi & Peckの修正分布からク形分布(砂), 台形分布(粘土)を, 後者には三角形分布を採用する。切バリの反力は1/2分割法を採用する。2)矢板の根入れ深さ : ヒービングの検討については現規準式(半円形破壊面を想定), Bjerrum法を併記する。矢板根入れ部に対する土圧の平衡に対する検討, およびボイリングに対する検討については現行規準を補足するにとどめる。3)山留めの変形 : 山留めの変形と側圧の変化の関係について実測結果から説明し, 矢板に危険な側圧が加わったり, 周辺地盤に有害な沈下を生じないよう注意を喚起する。4)その他切りバリなどの仕口の応力の伝達, 変形についても検討することにする。
- 1974-09-15
論文 | ランダム
- 技術と社会の対話を目指して〔第4回 日本科学技術ジャーナリスト会議〕
- コロキウム 教育と言語をめぐる思想史
- ビール麦の栽培
- シンポジウム これからの高齢者医療--地域における医療連携とチーム治療 (第8回東京都老年学会)
- 民主的土地管理と集団的生産組織 (農を科学する-33-農業生産組織化の検討-5-農業再建と集団的生産組織)