傾斜荷重を受けるフーチングの支持力
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概要
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砂地盤の表面に置かれた傾斜荷重を受けるフーチングの極限支持力を室内模型実験によって求めた。フーチングの幅は10cm, 長さ10,20,40cm, 帯状の4種, 荷重の傾斜角は0,7.5,15,20度の4種類である。フーチングは地盤面に水平で荷重を傾斜させた場合および荷重の傾斜角だけ傾け, 荷重をフーチングに垂直に加える場合の2通りで, 前者のフーチングはスチールボールをかいして加圧軸に結合され, 後者は剛結状態である。使用した砂は乾燥状態で相対密度80%, 内部摩擦角は42°である。同じ傾斜角の荷重に対してフーチングを傾斜させた場合の方が, 水平な場合より大きな極限支持力が得られた。また極限支持力の実験値はマイヤホフ理論による計算値とよい一致を示した。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1974-06-15
社団法人地盤工学会 | 論文
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