トンネルの先進探査法について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
弾性波による地盤探査法のうちで, 地表における屈折法探査は従来からよく行なわれてきたが, 300m〜400m地下内部の地質構造をは握することは事実上不可能な状態であった。これを解決するため地表における屈折法探査によって得た情報を利用し, トンネル切羽の破壊を用いて地表の受震点によって切羽と地表面間の地下内部の情報をは握して, 断層破砕帯のトンネル施工基面における位置・傾斜・規模を高い精度で知る方法について述べている。屈折法によって予想された断層破砕帯の100m〜150m手前に近づいたときに, トンネル切羽からの小さな発破を震源として切羽より前方の地表の各点で受震した波について, 平均速度の変化・波の振幅の減衰度合い・周波数・波形変化を解析することによって, 断層破砕帯の位置・傾斜・規模を以前よりはるかに高い精度で推定することが可能となった。
- 1973-12-15
論文 | ランダム
- アルベルト・ル-トヴィヒ・グリム「ヴァイオリンを携えた小男フリ-ダ-の愉快な話」
- 演劇の媒介する時間-1-
- 散文の時代の劇作家--メデア劇にみる神話素材と時代の規定的枠組みについて
- 大阪市阿倍野保健所における在宅要介護老人と家族の集い「あゆみ会」の試み
- カムチャッカ半島西岸沖合のタラバガニ漁場における底棲無脊椎動物(1957-1964)-1-