斜組杭を用いた耐震桟橋に関する研究(その3) : 斜組杭桟橋の地震応答性状
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概要
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斜組グイのクイ頭変位の地震応答は, その支持層の上にタイ積している表層地盤の力学特性に依存する。しかし表層地盤が軟弱であるときのクイ頭震動性状は, 表層地盤の地震応答を考えない場合の地震応答と表層地盤の応答によって二次的に誘起される地震応答との, 単純な重ね合わせによって成り立っているとみなしうる。表層地盤が比較的かたいときはこの二つの要素のほかに表層地盤の震動に伴う動的効果が付加されてくる。この考え方のもとに, 表層地盤の震動を考慮しない場合のクイ頭変位の最大値を修正震度法の手順で応答スペクトルを用いて計算しておき, つぎに同様な手順で得られる地盤の最大変位からクイ頭変位に及ぼす影響分を算出して, これらの和をとると, この量は過大評価の傾向にあるが最大変位の概略値を与えることになる。したがって耐震設計にあたってクイ頭変位の最大値を略算する場合には, この方法が簡便で有用な方法であることが提案されている。
- 1973-12-15
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