関西石油(株)堺製油所における油タンク基礎の地盤改良
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概要
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大型油タンク基礎地盤の改良効果とそのとき遭遇した種々の現象, 特異な点について報告したものである。地盤の状況は新洪積層, チュウ積層の上に約10 m程度の埋立て土がありその粘着力は0.5〜3 t/m^2の軟弱土である。各層とも粘土と砂層の互層からなっている。したがって改良方針として粘性土の多い地盤ではサンドドレーン工法(S. D.工法), 砂質土の多い地盤ではコンポーザー工法(C. P.工法)とした。しかし目標の強度を得るために, 以記の工法を組み合わせたり, また載荷盛土, ウェルポイントの各工法も入れた種々の工法の組合せで施工した。この結果, 施工上の問題点としてはコンポーザー工法において故障により施工能率がやや悪かった。改良効果においてはハンマリングタイプのS. D.工法でも粘性土, 砂質土ともによい結果が得られた。とくにバイブロS. D. 工法による砂質土のN値の増大が注目された。またC. P.工法で十分に効果の発揮されないところに載荷盛土, ウェルポイントを行なった結果, 効果が大きかった。
- 1973-03-15
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