名神, 東名高速道路における盛土の沈下状況について
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概要
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名神, 東名両高速道路沿線の軟弱地盤地区の中で代表的な地区を選び, 沈下の実測データーを中心に, 主として盛土の供用開始後の沈下について述べている。各測定点で, 軟弱層全体, 上層部のみ, および下層部のみの3種を実測している, 各地点の沈下の実測データーと計算値との対比によると, 双曲線法による推定は一般にピートを主体とした地盤では比較的よく合うようで, また, 厚い粘土層からなる地盤でも推定時点より約3〜5年ぐらいまでは比較的誤差は少ないことを示している。沈下傾向は軟弱地盤を構成しているチュウ積層の土質構成によって分けられるようであり, 土質および層厚が似かよっていると, 沈下傾向も類似の傾向を示しているという事実に注目し, 粘土を主体とした層厚20m以上の四つの地区と, ピートを主体とした層厚10m以下の二つの地区の沈下傾向について論じ, さらに, これらの沈下がおもにサーチャージ工法施行後の残留沈下であることから, サーチャージの割合, 放置期間, 土質条件などと, 残留沈下の関係について述べている。
- 1972-06-15
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