統一土質分類法にもとづく土の肉眼判定
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概要
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国鉄沿線に発生したノリ面崩壊土中, 142個の土を選び出し, その土を統一分類法の順序に従って, 肉眼判定を行ない, 土質分類試験結果と適中率を調べ, 肉眼判定の限界とその適用性について論じたものである。判別操作はこれまで提唱されたもののほかに, 2,3の独自の方法を加えて行なっている。判定者を技術レベルに対応して, 判定者Aを, 一般土木技術者で土質の専門家でないものとし, 判定者Bを土質を専門とし経験15年以上の者とし, この両者に対して砂利, 砂, 低塑性粘性土(LL<50%), 高塑性粘性土(LL>50%)の4区分の判定をさせ, 判定者Aの全体の適中率32%, 判定者Bの適中率84%, と判定者のレベルによって判定精度が非常に異なることを示している。さらに土質試験に経験の深い技術者が, 肉眼判定の操作手順を注意深く行なった場合どの程度の判別が可能であるかを検討している。この目的のため, 判定者Bが, 統一分類を基準として, 大分類から細分類へ順を追って肉眼判定を行ない, その適中率を調べ, 肉眼判定による土の分類の可能性と適用性について述べている。
- 1972-06-15
論文 | ランダム
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