重油バーナの性能について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
After we have investigated some experiments of several oil pressure burners in performance, made a trial manufacture of several oil return burners and compared them with Todd burner in performance.In consequence, the trial burners are satisfactory in performance and seem to be useful to the practice. In addition, we have studied several experiments about rotary oil burners.最近A, C, C, が採用される様になつた為広範囲に使用出来るバーナが必要になつて来た。今後更に高圧高温の燃焼率の高いボイラが採用され, また貫流ボイラが次第に増加してくるとA, C, C, は不可欠なものとなる。現在A, C, C, 用バーナとしては主としてトッドバーナが輸入され使用されている。トッドバーナの性能を調査したところ種々の特徴があり優秀ではあるがこの程度のバーナを作ることは困難ではないと思われたので試作してみることにした。バーナの形式には種々あるが一般に広く使用されているのは圧力噴射式であつて小力量にも大力量にも適している。この形式では噴射圧力の変更によつて燃焼量を調節しているがこれでは燃料の調節範囲が狭くせいぜい最大力量の1/2程度までしか下げられないので広範囲に調節するためには戻油式が採用されている.本研究に於いては先ず2,3の噴射圧力方式のみのバーナについてその性能を調査した後数種の戻油式バーナを試作して試験した.尚舶用ボイラには圧力式の他に極一部に回転式バーナが使用されている.回転式バーナは燃料の調節が容易で燃焼も良好である上大力量でも小力量でも容易に設計し得る便利がある。最近御法川工場製の回転式バーナの試験を行つたのでこれについても述べてみる。
著者
関連論文
- 重油バーナの性能について
- 舶用丸ボイラの強度について
- ディーゼル機関の原油使用の研究
- シリンダライナの防食
- 舶用アルミ陽極の性能について
- 船体防食の一例
- 船体防食亜鉛板の性能
- 船体外板のZn板装備基準について
- 防食亜鉛板の性能試験法
- 油槽船のタンク内腐食に対する電解被覆の効果
- 同一ボイラによる各種ストーカ・バーナの性能比較
- 同一ボイラによる各種ストーカ・バーナの性能比較
- タンカーの腐食とその対策(第2報)
- タンカーの腐食とその対策(第1報)