海洋波における渦動粘性の影響
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概要
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海洋波に關する亂流場としては, 分子粘性よりは大きいが海流理論などで知られているもの^<1)>よりは相當小さな或る種の渦動粘性の存在を考慮する必要があるとし, 且渦動粘性係數Nの形として, 次式を提唱している。N=Kca, こ々にc'は波速, aは波の振幅, Kは無次元常敷であつて, Kとして大略5×10^<-5>程度の値を假定すれば, ウネリの減衰に關し觀測された諸事實を大體良く説明出來る。
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
- 1953-04-25