金属板によるはりつけ補強法に関する研究 : 第1報 3点曲げ試験
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概要
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アクリルレジンを用いた義歯床の問題点の1つに義歯床の破折があり, その解決策として, 古くから今日に至るまで義歯の補強に関するさまざまな研究がなされてきた. しかし, 臨床的に十分満足のゆく補強法がいまだ確立されていないように思われる. そこで, 本研究では, レジンの材質的な最大の欠点である引張強度の不足を金属板でもって補充しようという考え方の補強法として, 機械的強度にすぐれ, 成形性に富んだ薄いNi-Cr板をレジン床の引張応力集中部にはりつけて補強する方法を考案し, 今回, その有効性について, 平板試験片での曲げ試験でもって検討したものである.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1986-08-01
著者
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